年収を上げれば質の高い人材が集まる?

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「年収を上げれば質の高い人材が集まる」と言いながら「金持ち増税」とか言ってるの意味わからなくない? おまえら質の低い上司や、質の低い経営者を国家レベルで求めてるの?

まあ分かるよ「金持ちはそれで満足しろ」ってことだろ。それがそのまま労働者に帰って来てるよね? バカなの?

なんの根拠もなく経営者に「不当に稼いでいるからペナルティ課税」ってやるから、経営者は「こんなに努力したのに不当に稼いでると言われるなら、一般労働者なんざ怠け者の給料泥棒だから、給与額なんざ死なないギリギリで十分」って考えるわけです

無意味に人を傷つければ、考え方が歪むのは当然だ

たまたま傷に強い例外的な人間が改革を訴えるも、大多数の「普通の経営者」はそうはならない。

普通の人間だから不当に傷つけられれば怒って反撃するし、他人を憎むし、ありったけの力で自分を苦しめる全てを破壊しようとするわけで、それは当然の流れですよ。何もおかしなことは起きていない

俺達がまともな経営者に雇われる為にはまず「傷付きやすい普通の人間」が経営者になれるように、彼が傷ついて歪まないように守ってやる必要がある

人間は強いストレスに長期間晒されると狂ってしまうからだ。そんな自明の事を誰も考えないから、お前らの上司は皆狂人なのだ

法人税下げるより累進課税を無くす方が経営者の「人格」にとって重要だと思うんだよな。法人税を下げて所得税累進上げると、会社の金で自分の欲しい物を買う方が得なので、どんどん会社を私用しちゃうんだよね。会社の金でベンツ買うとかあるでしょ。累進課税やめて自分の金で買わせた方がいい

自分で稼ぐと累進課税で持っていかれるけど、会社の金で買えば法人税でなんとかなる、でも個人所有じゃないので会社を追い出されると使えなくなる。だから若く有能な人間を蹴落としまくってでも会社にしがみ付く。

上が優秀な若者を欲しがらない理由はそれ。追い出されると財産を失うからだ

累進課税が存在しなければ、会社の金で物を買う必要もないし、普通に稼ぎまくれば良いだけなので非常に楽。会社だって「900万以上の年収は国に取られるばかりで勿体ないから設備投資に回そう」みたいな面倒な手間をかける必要もなくなって、優秀な人間が高い給料を貰い、下々も上がりやすくなる

累進課税あるから、年収1500万とか税金ばかり取られて社員の満足度全然上がらないんだよね。だから900万+600万円分の福利厚生になる。それでも年収1500万相当の人間が900万の状態だと、1200万くらいの人材は年収700万くらいに調整しないと感情的に合わなくなる。こうして一般労働者は年収300万になる

「日本人の平均年収」って言うけど、俺の感覚だと「今そんなの計っても全然意味ないよね」って感じなんだよな。年収500万、一軒家の社宅あり、無償の保育園あり、無料で飲み食いできるお洒落なカフェあり、無料で使えるフィットネスクラブや文化施設を多数保有、これだと生活レベル1000万越えるわけで

ぶっちゃけ「累進課税はとっくに対策されてる」んだ。そして非常に不味いことに累進課税対策は、金銭的格差よりももっと危険な「身分格差」を推し進めている

「正社員は無料」ってことは派遣やバイトは金を取られる。つまり巨大組織に所属しないと同じ年収でも生きるのが辛い世界がやってくる

なかでも最も進んだ累進課税対策が「クローズドな企業街」だ。社員証がないと街に入れない。その街の中では非常に物価が安く、物は原価ギリギリだし、利用できる施設も公共施設並みに安い。そのためその企業の社員は「年収500万なのに1500万並みの暮らしができる」完全な累進課税対策だ

しかしこれは恐ろしい制度だ。企業街に入れば今までの努力が全て報われ、破格の値段で何もかも手に入るようになるが、企業街に入れなければ物価が高い外の世界で貧困にあえぐしかない。中と外で別れた世界、そういうものが今形成されつつある。累進課税に適応した結果としてな

累進課税下では稼ぎ過ぎると国に大半持っていかれる。だから優秀な人間は「お金以外を欲しがる」ようになる。ずばり身分や特権だ。

つまり累進課税には「優秀な人間に身分や特権を求めさせる」という最悪の副作用があるんだ。これは金満主義よりも遙かに危険だ

今は過去最高の好景気なんだけど、累進課税対策のせいで何もかも隠蔽されていて、限られたコミュニティから外にお金が回っておらず、大部分が貧困にあえいでるんだよ。

例えば「食事割引券」で支払われた報酬は、その券が使用できる範囲でしか回らない、頑張って美味しい物を作っても関係ない

企業が累進課税対策に「食事割引券」で報酬を支払うと、頑張って美味しいものを作った店ではなく、割引券が使える企業のチェーン店だけが繁盛するようになる

お店の努力よりも「その企業グループに所属しているかどうか」で繁盛するか潰れるか決まるようになって、世の中がどんどん理不尽になる

累進課税は恐ろしい制度だから絶対に潰さなければならない。お金だけが唯一「超人と一般市民が共有できる価値」なんだ。

累進課税対策で超人からお金を奪えば奪うほど、超人は「奪えないもの」にシフトしていく。そうして、才能、知識、特権、信用、で世の中が動き始めたら一般人は死ぬしかない

知識は奪う事が出来ない、信用も奪う事が出来ない、能力も奪う事ができない「あいつは頭が良くて信用できるから後々の為に家を無料で貸してあげよう」なんて方向に世の中が変化してしまったら、低能はどうやって生きれば良いのか。それは恐ろしい世界だぞ

結局「自然な市民感情」とやらで政治をしていると、それは自然状態も同然なので、自然発生した古代文明のような絶対王政に回帰するんだろうな

逆に言えば俺達人間は猿なので、自然に生きている限りスーパー猿山である「絶対王政」以外の何処にも行けないんだ。

「幸福や平等は人間の在り方に逆らった不自然な状態」という考え方が必要なんだろうな

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